後期高齢者を元気に 読売新聞
人生100年時代。高齢期を元気に過ごすには、本人だけでなく、家族や社会にとっても関心事だ。コロナ禍で崩れた健康習慣を取り戻したい。日常生活を問題なく送れる期間は健康寿命と呼ばれる。2019時点で男性が72・68歳、女性が79.38歳だ。平均寿命は
男性は81歳・41歳、女性87・45歳、とされ健康寿命との差が、寝たきりや介護が必要な期間に当たる。
厚生労働省が約10年ごとにまとめている健康づくり計画「健康日本21」は、健康寿命を延ばすための目標を掲げており、生活習慣病の予防や健康的な食事と運動を心がけるよう求めている。
来年度から始まる第3次計画の柱は、十分な睡眠時間を取ることだ。
人とのつながりを持つことも、健康に欠かせない。
心配なのはコロナ禍の影響だ。20年の平均寿命は10年ぶりに前年を下回った。
コロナによろ死亡者数の増加が要因とみられる。
これからは、コロナの感染対策に気を配りながら、いかに健康習慣を取り戻していくかが大切になる。
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